【Yさんの闘病記 3】癌であることを話す…助けていただける有難さ 

平成30年2月11日
今日は体調は良い。右胸が少し痛む感じがある。今日は妹夫婦が遊びに来てくれることに、子供達も家事を手伝ってくれたおかげて、お家のことも楽しくできた。でも、ぼーっとしていると時々不安が押し寄せる。「私の命はどうなるのだろうか?これからどうすればいい?」そしてもう一つ困ったことに、「してあげる」「頑張る」が身に沁みまくっていることにも気が付く。「何かをしてあげる」って相手の大切な学びの機会を奪ってしまうことになりかねないのだよね。今回癌を切る。古い私の習慣は一緒に切ってしまわないと。私が頑張るじゃなくて、皆で幸せになんだ。今までの古い自分を捨てて、新しい自分になる。
息子の幼稚園のママ友に話したら、みんな絶句していたし、「辛いね」って言われた。みんなが心配してくれた気持ち、とてもショックを受けていた。でも私は、辛いねって言われるほど辛くなった。Sさんは、ほっとする事を言ってくださった。かける言葉というのは大切だなって思う。
私は生きたい。これからも生きていきたい。悲しみに浸っていても仕方ないのだ。この経験を同じように苦しむ誰かのお役に立てたい。そう思っていた。でも、そんな風に思える時ばかりではない。少し肩の力を抜くことも大切で、私は真面目過ぎて自決するタイプだなと思う。そんなに思い詰めなくて大丈夫なんだから、そんなことも思う。

平成30年2月12日
ヒロ君と大喧嘩に!あのへそ曲げ虫、なんとなならないものか(涙)私の病気をきっかけに、喧嘩していたヒロ君のお義父さんお義母さんとも仲良くできるようになってほしい。これが私が病気になった大切な意味の一つかもしれない。
この日別のお友達数人に癌になったことを話す。みんな自分のことだと思って、ちゃんと検診を受けてほしいと思う。

平成30年2月13日
今日はヒロ君のお義母さんと会った。「母乳の残りはきちんと手入れしないと!」と叱られる。「母乳が終わった後のケアと授乳後の検診を必ず受けること」、これをたくさんのお母さん達に伝えていきたい。お義母さんは、おかず作ったり、子供達も少しなら面倒見ていてあげること、入院中など困れば、実家に泊りにこればいいと言ってくれた。ヒロ君の職場からも近いし、とても有難い。とても心配してくださり、とにかく治すしかない、皆で乗り切るしかない。と言ってくださり、とてもうれしかった。お互い様であること、助け合える関係であること、してあげるだけではダメなんだということ。ヒロ君が塾で聞いたと言っていた「one for all all for one」みんなが一人のため、一人がみんなのために、家族みんなで助け合うこと、私がしてあげるばかりではダメなんだ。