【Yさんの闘病記 15】治療費の工面で得られたもの

平成30年4月9日

 二人で相談し、ヒロ君はNSさんが代表をされていらっしゃる塾で学ばせていただいていたが、お休みさせて頂くことにした。ヒロ君がNSさんに「塾の活動をお休みしたい」と連絡をした。少しだがお話ができたみたい。私からも、NSさんに「ごめんなさい」とLINEすると、「大丈夫だから」とお返事。とても貴重な学びの場を頂き、T先生にもNSさんにも、皆さんにもよくしていただいたのに、ご迷惑をおかけしたのではないかと思い申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、今はお金のやりくりをどのようにしていくか考えないと。
 生活費について、母の意見も聞きながらヒロ君と相談をしている。姉夫婦だけでなく、妹や主人の妹さん、お義母さん、主人の叔母様、みんなに状況を話して、助けて頂けないか相談してみることにした。
誰に話をするにしても、今の生活の中に削れるものはないか、自分たちにできることは何か?を明確にしていかなければならない。
今日は、公立の幼稚園に問い合わせしてみた。保育料はかなり安い。中古住宅や空き家バンクを調べることもだけど、安く引っ越しができる方法がないかも調べてみないと。姉から連絡があったが、上の子の入学でバタバタしているそうでなかなか話ができない。私達もまだ状況はまとめきれていない。
長い時間は起きていられず、横になっている時間がある。こんな状況なのに、私一人寝ていていいのか?考えて起きてしまい、何かしないと落ち着かない。気持ちは焦り、でも体は動かない。ヒロ君が一人でこういう気持ちを背負っているのかと思うと、ただ申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
 ヒロ君が、「2月に私の母にお金が厳しいかもしれないという話をした時も、一昨日私の両親や姉に話をした時も、みんなが自分の話を一生懸命に聞いてくれて、力になってくれると言ってくれて、本当にうれしかった」と、言っていた。ヒロ君は結婚する前もお金のことで苦労をしていた。「その時は誰にも相談しなかった。全部一人で背負い、全部一人で決め、全部一人でなんとかする。まるでワンマン経営のような考え方だった。」
また、「自分がしていたことに気が付いた」とも話をしてくれた。大変な状況ではあるけれど、ヒロ君はこれをきっかけに変わっていくのかもしれない。母も、ヒロ君の顔が変わった、明るくなり、自分に気を許してくれているような気がすると話をしていた。
私の妹にも連絡をした。ご主人と話をしてくれて、取り急ぎお金を貸してくれることになった。家賃と幼稚園のお金が下がれば、ヒロ君の毎月のお給料で生活していくことができるようになり、治療費を助けて貰うことで、破綻は免れるようになるのではないか。