【Yさんの闘病記20】大きく変わった主人の姿

平成30年4月15日 
 今日は、姉夫婦とも電話で話す機会を貰った。市民相談窓口や癌の支援団体等、社会の支援についても調べてみることを提案してくれた。
姉の言葉の中には厳しい言葉があった。それは、かつて私が姉に対して言った言葉が巡り巡って自分に返ってきたのかもしれない。知らず知らずに相手を傷つけてしまうということは、どんなに気を付けていてもあることかもしれない。だからこそ、いつも善い行いを意識していくことが大切なのだなと思った。
今回、私の両親、姉夫婦と話をしている中で一番実感したのは、ヒロ君の変化だった。自分のプライドより、私のことを一番大切に考えてくれていて、家で話をしている時も、怒る事はまずなくて、イライラ虫が騒いでいる様子を見ることもなくなった。電話で投げかけられた姉からの厳しい言葉の中には、ヒロ君に対しての言葉もあった。ヒロ君は自分の感情をぐっとこらえて、話をしてくれていた。それは、母や私の気持ちを想ってのことだったのだなとわかって、大きな変化を感じた。
結婚してから、ヒロ君は自分の気に入らないことに対して、ずっと怒ってばっかりだった。私はそれが本当に嫌で、何度も何度も泣いて頼み、もうやめて欲しいとずっと願ってきたことだった。嫌なこと、腹の立つこと、ぐっと自分の中に収めて、大切なひとの為にと気分を持ちなおせるようになったこと、とても素晴らしいことだと思う。
みんなで色々相談した結果、ヒロ君はインストラクターと正社員登用を目指して、バイクの免許と中型免許の取得を目指すことに決めた。経済的に苦しい時に、費用がかかるのだけど、ヒロ君がクビなんてことになったら、子供達も生活も私の治療もどうにもならなくなってしまう。まずはちゃんと仕事を覚えて、会社の中でお役に立てる人になること。自動車学校の仕事はスピードを出さないことや、安全運転を伝えていく、命を守るためにとても大切な仕事だから。
一度ぐっと低い姿勢になった方が、大きく高く飛ぶことができる。お世話になっている方のこの言葉を胸に、明日も頑張ろう!