【Yさんの闘病記21】経験は人生の宝物

平成30年4月17日
 昨日は治療中の病院で保育園の入所書類を書いてもらった。連休を挟むので3週間かかると言われ、早めに持って行って良かったと思った。病院のよろず相談窓口に治療費のことも相談した。医療費の分納等の方法を提示して下り、とても有難かった。
 幼稚園の先生と懇談もあった。退園のこと、手続きの仕方などいろんな話をした。息子のクラスの担任は若い先生だが、お母様を大学生の時に病気で亡くされたご経験があるそうで、涙ながらに話してくださった。
病気になって、自分が今癌と闘っていることを打ち明けた友人知人たちのほとんどが、ご両親、家族、祖父母、身近な方が癌を経験したということを教えてくれた。
病に苦しむ方はたくさんいらっしゃるのだと痛感した。癌の治療は良くなってきているとはいえ、これからまだまだ増える病気だと、お世話になっている鍼灸師の先生にも教えて頂いた。
癌は辛い。痛みはないけれど、大きな恐怖がある。死の恐怖、癌が広がっていくのではないかという恐怖。治療の辛さもある。抗がん剤治療の副作用である、倦怠感や吐き気、貧血や脱毛、感染症の怖さ。精神的にも肉体的にも、辛さがある。忘れていってしまうのだろうけど、この経験を忘れないように、しっかり書いていかなければと思う。今日は体がしんどくて、昼から少し休んだ。今は睡眠導入剤を飲んでいる。上手く眠れないと、夜が長くてたまらない。それがたまらなく怖くて辛い。
いつも前向きにいられるばかりではなくて、辛い気持ちがどうにもならないときがある。そういう時は、私に必要なことなのだから、必ず乗り越えるんだって、そう口にして、ただただそれだけを信じて毎日を過ごしている。必ず誰かのお役に立てるんだ。この経験が私の人生の宝物となるから。そう信じて。
ヒロ君はバイクの免許を取りに行っている。費用は予想していたよりかなり少ない負担で済んだ。これも有難いことだった。4月で息子は幼稚園を退園することに、手続きの関係で、入所は6月になる。それまでの間、未就園児になるから、息子も支援センターに遊びにきていいとセンターの保育士さんが言ってくださった。幼稚園の担任の先生も、主任先生も、涙ながらに、励ましてくださって、本当にうれしかった。元気になりました!って挨拶にいけるよう、頑張らないと。

20日は抗がん剤、明日は公営住宅の見学。スムーズに進んでいると信じて、明日も頑張る。