躬自ら厚くして、薄く人を責むれば、すなわち怨みに遠ざかる
人生において目的を果たす中で、いかに人間関係を上手く運ぶかが重要となる。
小さなことはもちろんのこと、ことが大きくなればなるほど、多くの人の協力が必要不可欠。
だからこそ、普段からの人間関係が大事となってくる。
そのような中で、相手と接するときに必ず意識しておきたいことは、
・自らの姿勢を厳しく律すること
・他人に対しては寛容を持って接すること
のふたつである。
大半の人間は、どうしても自分に甘く他人に厳しく接しがちなもの。
自分自身を律していないにもかかわらず相手のことを厳しく指摘しようとすれば、相手から憎まれることになりかねない。
相手から憎まれたり怨まれたりすれば、必ず後で足元をすくわれることになる。
そうなれば、自らの目的の実現などおぼつかない。
大事なことは、自らの姿勢は常に周りの人から見られていることを意識して、普段の行動に気をつけていくこと。
そして、普段から周りの人のことをよく観察し、接する時にはかける言葉と場を慎重に選ぶようにすること。
今の世の中で自分自身の思うように生きいくためには、ぜひ意識しておきたいことである。