前回は火災保険の「家財」とは
引っ越した時に家の中に運んだもの全部だとお伝えしました。
ではこの家財について補償額はいくら必要なのでしょうか?
建物は新築で建てた時の価格を補償額にしていることがほとんどですが、家財はいくらでしょうか?
正確には1個1個いくらだったか確認して合計すれば分かります。
ただ服1枚、お皿1枚ずつ計算するのも大変ですね。
目安だけお伝えします。
賃貸物件の1人暮らしの人が入っているのが大体300万円です。
これは過去の統計から保険会社が概算で出した金額です。
家財は住んでいる人の数により、物の数も違います。年齢によっても違います。
例えば40歳前後で大人2人、子ども2人の世帯では家財の評価額は1300万円程度になります。
多くの方が
「うちにはそんなに大したものはない」
と思っているかもしれません。
私もそう思っていました。
なので3年程前に我が家で確認してみました。
当時は夫婦2人でしたが、合計すると結局600万円を超える物が全部でありました。
家財の評価額は多くの人が曖昧でしっかりとした補償加入しているところはほんのひと握りです。
私が特におすすめしたいのは、小さいなお子様を持つご家庭です。
万が一火事が起こってしまった時には、子どものために貯めてきたお金も下ろして、生活を維持するようにすると思います。
ただ子どもの教育資金はどうなるのでしょうか?
貯蓄がないから家財の補償は入らないのではなく、ないからこそしっかりとした補償が必要だとお伝えしています。