8月の終わりに5年に1回行われる、「年金の財政検証」が公表されました。
私たちが受け取る年金の健康診断のようなものです。
将来的にいくらぐらいの年金が受給できるのかの目安になります。
あくまでも目安になるので、年金は働き方、納付年数によってまちまちです。
自分がいくら受け取れるかは必ず個別で計算しましょう。
今回もそうですが、年金の財政検証では年金受給のモデルケースとして発表されます。
ではこのモデルケースとはどういう家庭なのでしょう?
会社員の夫 40年勤務
専業主婦の妻
2人で受給できる年金は夫婦2人の基礎年金と夫の厚生年金になります。
基礎年金2人分は月額13万円
夫の厚生年金は月額9万円
合わせて21万円というのがモデルケースとなっています。
働き方が多様化している時代です。
会社員ではなくフリーランスを選ぶ人もいます。
パートタイマーでも働く時間によって厚生年金が付きます。
また現在と数十年後の受給金額は物価水準や経済成長によって、変わるという認識を持ってください。
自分の場合はどうなのかと考えましょう。