色難し。事あれば、弟子その労に服し、酒食あれば、先生に饌す。すなわちここをもって孝となすか
相手のことを思いやる気持ちは、とても大切なこと。
だが、それを心に留め置くだけでは、相手には伝わらない。
では、言葉に出していれば伝わる?
いいえ、言葉だけでは相手に伝わらない。
大事なことは、相手を思いやる気持ちを言葉はもちろん、仕草や行動で表現すること。
相手に道を譲ってあげたり、荷物が重ければ一緒に手伝ってあげる。
その時、まず相手に対して一声かける。
手伝った後には笑顔で挨拶する。
そして大事なことは、普段から相手を思いやるとはどういうことなのかを自分自身が明確に理解しておくこと。
思いやるとは感情的に行うものではない。
感情的に行えば、それは単なる自己満足となってしまい、相手のためにはならない。
そうならないためにも、普段から自分自身が相手を思いやることに対して、しっかりとした定義をもって実践していかなければならない。
相手に気持ちを伝えたければ、姿勢と行動で表現する。
常に意識していきたいものである。