良い行いを広めていきたいのならば、なによりもまずは自分から。

その身正しければ、令せずして行わる。その身正しからざれば、令すといえども従わず

会社でも家庭で、相手に依頼や指示、しつけをする時が多々ある。
その時、相手がこちらの言うことを聞かないことがある。
例えば、挨拶を必ずしなさいとか、身だしなみはちゃんとしなさいとか、些細なことであっても、相手が実行に移さないことがないだろうか。
そんな時、あまりに相手の態度に腹が立って、思わず感情的な態度をとってしまう、そんなパターンが繰り返されることが大半だと思われる。
そんな時ほど、悪いのは相手の方だ!ととかく思いがちになりやすい。
だが、ちょっと考えてほしい。
果たして、悪いのは本当に相手の方なんだろうか?
自分にも原因はないだろうか?
相手がこちらの言うことを聞かないことばかりに意識が向いてしまい、肝心の自分自身の行いに目を向けるのを忘れてはいないだろうか?
相手がやらない原因は、自分自身が出来ていないから、相手もやろうとしないのではないか。
つまり、自分自身のことを棚に上げて、相手にやらせようとしているから、だということである。
自分ができてもいないことを言われても、人はやろうという気にはならないもの。
それでは相手もやろうとはしないし、それで無理を強いるのは、傲慢以外のなにものでもない。
まずは、人にやらせようとするのなら、まずは自分自身がやれているかを必ず確認すること。
そこの確認を絶対にわすれないこと。
そうしなければ、後日必ず足元をすくわれることになる。
良い行いを広めていきたいのならば、なによりもまずは自分から。
そのためにも、普段から自分自身の足元をみつめていかなければならない。
ついつい忘れてしまいがちだが、人として当たり前のことなのである。
そのことを忘れてはいけない。